2010年 01月 07日

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# by nyankoronica | 2010-01-07 22:04 | 駄目日記
2008年 12月 31日

2008年音楽の復習。

先ほど、大晦日の大イベントを観ていましたら、僕の大好きな映画『天空の城ラピュタ』の「君をのせて」を、その作曲家の伴奏・指揮で、若い歌手が歌っていた。プロがサビで低音に変えるのはないんじゃないかと思う。潮音さんも、オリジナルの方も、音域変えずに歌ってるのに。つーことで、やっぱ普通に音楽聴きながらパソコンやっているのが一番落ち着くので、2008年の音楽についててっとり早くまとめようと思う。ちなみに、言い訳ですが11月発売くらいまでしか買ってませんし、かなり期待している鹿ハンターの作品も届いてません。すみません。ちなみに順不同で。

2008年作でかなり良かった5作品。
KETTEL 『 MYAM JAMES PART 1 』・・・素直でよろしい。
湯川潮音 『 灰色とわたし 』・・・少女から大人へ。
sleepy.ab 『 archive 』・・・ライブはまだまだ伸びる余地がある。
sgt. 『 Stylus Fantasticus 』・・・「銀河を壊して発電所を創れ」は30回は聴いたと思う。
・HELIOS 『 CAESURA 』・・・今聴いている。日常の何気ない風景を美しく感じれる音楽。

次になかなか良かった5作品。
MERYLL 『 HAPPENED 』・・・憂いがあり、情けなさも感じれる、懐が深い作品。
COPELAND 『 YOU ARE MY SUNSHINE 』・・・美メロにある程度の躍動感を与える構成が良い。
KINGS OF LEON 『 ONLY BY THE NIGHT 』・・・車で聴いて一番グッときたCD。グルーヴが良い。
Spangle call Lilli line 『 ISOLATION 』・・・美しい声がクリアーに録られている。
KAREN 『 maggot in tears 』 ・・・ギターポップをひねくれたリズム隊で。売上という点においては、この中で一番期待している。

次点。
Tenniscoats & Secai 『 Tenniscoats & Secai 』・・・ふわ~。
THE BOATS 『 FAULTY TONED RADIO 』・・・hoodだし。
M83 『 SATURDAYS =YOUTH 』・・・ソフィアに気にってもらいたいのか?。
WHY? 『 ALOPECIA 』・・・口ずさんだ曲の多さだったら、一番かもしれない。
FLEET FOXES 『 FLEET FOXES 』・・・今年一番の新人ってことで。

今年聴いた2007年作で良かったもの。
THE MOST SERENE REPUBLIC 『 POPULATION 』・・・A&Cの隠し玉。
IRON AND WINE 『 THE SHEPHERD'S DOG 』・・・陽だまりフォークの超名盤。
Club 8 『The Boy Who Couldn't Stop Dreaming 』・・・スウェーデンの大ボス。
COHEED AND CAMBRIA 『 NO WORLD FOR TOMORROW』・・・次世代のRUSH。
TENNISCOATS 『 TAN-TAN THERAPY 』・・・もしかして今年テニスコーツを一番聴いたのか?。

再発など、その他。
湯川潮音 『 逆上がりの国 』・・・少女の危うさ。超名盤。
Jaga Jazzist 『 What We Must 』・・・プログレ?
RED HOUSE PAINTERS 『 song for a blue guitar 』・・・これは一生もの。今年聴いた中で一番感動した。
E.S.T. 『 SEVEN DAYS OF FALLING 』・・・なぜ亡くなる前に知らなかったんだろう。
ISAN 『 meet next life 』・・・懐かしい感じ。

ここにエントリーした2倍くらいはCD買ったけど、聴いてなかった名盤ばかりなので、恥ずかしいから書かなかった。しかしながら、なかなか収穫の多い年だったんじゃないかと思う。これと言って自分の趣味の外に出る目新しい音楽に出会えたわけではないけど、まあ、こんな感じで来年も聴いていきたいと思う。

このブログへ訪れてくれた皆様、一年間ありがとうございました!。何せ性格が歪んでますから、読み苦しい点があったかと思います・・・すみませんでした。なかなか、オープンマインドな感じでできないのが情けないところなのですが、とにかくですね、日々訪問数などを見るのが楽しいものでして(笑)、それも皆様あってのことなので、とても感謝しております。ありがとうございました!。来年もこんな感じでやっていきますので、お暇でしたら訪問してやってください。決して、コメントを望んでないわけではありません、あからさまに書いているので恥ずかしいだけです(笑)。では、皆様の来年の展望が僕よりも幸あることを祈っております・・・何事も敷居は低くってことでね(笑)。よいお年を~。
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# by nyankoronica | 2008-12-31 21:38 | 駄目日記
2008年 12月 30日

2008年映画の復習。

くそ~消してしまった。まだ3本くらい地元で観れる映画があるけど、調子もイマイチなので今年は打ち止め。年々映画を観る本数が減っている、そして今年はいつも利用していたテアトル系の映画館がつぶれたので、ますます地元の映画状況は悪化してしまった。そんじゃなくともいつも確実にとばされる、映画不毛の地&ヤンキー製造県なのに・・・。来年は、もっと映画&ライブを充実させたいけど、これもまた仕事との絡みもあるので、どうなることやらで。

今年映画館で観た映画・また今年上映作品でDVDで観た映画、ですごく良かった5本。
ジョン・カーニー 『 once ダブリンの街角で 』・・・音楽関係の人が作っていり映画だからか、音楽好きの最良の恋愛模様を描いている。シンプルでロマンチック、それに憧れる。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ 『 グミ・チョコレート・パイン 』・・・これまた音楽関係の人が作っている映画で、こちらは少年の精子臭い日常を、ノイズロックをBGMに疾走感とやるせなさ、その時を忘れてない大人が作っている素晴らしい作品。
タナダユキ 『 百万円と苦虫女 』・・・タナダユキの素晴らしいところは、女性らしい感覚的な鋭さだけではなく、それを論理的に説明できるテクニックにあると思う。だから、その心がわからない僕にも、わかったふりができる懐の深い作品であると思う。
パトリス・ルコント 『 ぼくの大切なともだち 』・・・チカラを抜いたルコントに敵うものなし。エレガントすぎることなく、大人の情けなさというか不徳の部分を、ユーモア交じりに、ある種真剣に投げかけているのがすごい。
ジェイソン・ライトマン 『 JUNO ジュノ 』・・・軽いんだけど、凄く深い映画。そして エレン・ペイジの躍動感、素晴らしい。意外と、中高生の悩みというか不安定さは、些細な出来事に起因しているんだなと確認させられる。これまた、音楽映画的。

次になかなか秀作の5本。
ピート・トラヴィス 『 バンテージ・ポイント 』・・・素晴らしい構成。わくわく感満載。
内田けんじ 『 アフタースクール 』・・・これまた素晴らしい構成。観ている人を楽しませるこつを分かっている。
滝田洋二郎 『 おくりびと 』・・・かなり泣かされた。
クリスティアン・ムンジウ 『 4ヶ月、3週と2日 』・・・虚しさだけが後に残る。
黒沢清 『 トウキョウソナタ 』・・・今の社会情勢を予測していた?

次点。
ニコラウス・ゲイハルター 『 いのちの食べかた 』、ジュリアン・シュナーベル 『 潜水服は蝶の夢を見る 』、三池崇史 『 神様のパズル 』、橋口亮輔 『 ぐるりのこと。 』、タナダユキ 『 俺たちに明日はないッス 』

DVDで観た2007年上映作で良かったもの。
新海誠 『 秒速5センチメートル 』、ロジャー・ドナルドソン 『 世界最速のインディアン 』、ポール・バーホーベン 『 ブラックブック 』、原恵一 『 河童のクゥと夏休み 』

部門賞。完全に好み。
最優秀監督賞・・・タナダユキ(『百万円と苦虫女』『俺たちに明日はないッス』)
最優秀脚本賞・・・内田けんじ(『アフタースクール』)
最優秀男優賞・・・香川照之(『 トウキョウソナタ』『TOKYO!』)
最優秀女優賞・・・蒼井優(『百万円と苦虫女』『TOKYO!』)
最優秀谷間賞・・・谷村美月(『神様のパズル』『おろち』)
最優秀主題歌賞・・・原田郁子『やわらかくて きもちいい風』(『百万円と苦虫女』)

なぜか邦画が多いけど、今年の邦画の充実度は近年稀に見るものがあったんじゃないかと思う。地方は特に優秀な洋画が来ないから、その点からすると邦画の充実は嬉しいことなんだけど、けど元々は洋画が好きで映画をたくさん観てきたので、妙にさみしい部分はあるな。あとは、ビクトル・エリセDVD-BOXが届くことを待ちかねているんだけど、ヤマダのポイントで買おうとしたことが、裏目に出たのかもしれない。来年も、普通に観続けたい。
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# by nyankoronica | 2008-12-30 23:41 | 駄目日記
2008年 12月 30日

キム・ギドク 『 ブレス 』

e0021191_2031536.jpgブレス (2007/韓国)
Soom
Breath
[Drama]
製作総指揮 キム・ギドク / キム・ドフン
製作 キム・ギドク
監督 キム・ギドク
脚本 キム・ギドク
撮影 ソン・ジョンム
美術 ファン・インジュン
音楽 キム・ミョンジョン
衣装 イ・ダヨン
出演 チャン・チェン / パク・チア / ハ・ジョンウ / カン・インヒョン / キム・ギドク
yahoo映画にて詳細

●キム・ギドク先生の『ブレス』を観る。先日、潮音さんのライブからの帰りの電車で、やたら調子が悪そうなおっさんと隣り合わせになった。すごい咳で、「これうつるだろうな」と考えてたら、案の定だった。三日がかりでやっとこさ観終わる。

男からすると、このような女性は一番扱いが大変だと思う。確かに夫の浮気の原因はあるにしても、自分をいつまでも女性としての魅力を保っていたいとか、その刺激を夫から求めようとして、でも相手にされないと外へ向かうってことは、夫婦関係としては、なんとなく安らぎがないような気がする。よく、自分の裸をさらしているエロブログがあるけど、きっとそういう人は、自分の魅力というか価値が、(若く保たれている)体にしかないと考えているのかもしれないし、また、それによって女の価値を計っているのかもしれない。それはわからないでもないし、自分もお世話になってる分、ありがたいことなんだけど、旦那の立場だったら大変だろうと思う。まあ、男の場合は仕事などに等価できるだろうけど、もし専業主婦で自分の価値を計れない場所にいるとするならば、そういうモヤモヤを常に感じ、倦怠してしまう様は、世の中たくさん語られていることだけど、ほんとに理解はできる。モヤモヤの解消が一番大変なんだよな。自分もブログでこういう感想を書く前までは、映画を観て思ったことや人生観など、考えても言えないことに、すごくモヤモヤしていた。それは、「ダメな自分でも、こんなにマジメに考えているんだぜ」ってところもあっただろうけど、きっと僕が女で音楽や映画の趣味がなかったら、エロブログをやってたに違いないとは思うな。

ただ、いつも思うけど、そのベクトルが音楽でも映画でも、ネコでも料理でも・・・そういうのに向いている女性はとても賢いと思うし、素敵だなと思う。まあ、そういう素敵な人は、旦那との関係も客観的にとらえることができるだろう。★★★☆、倦怠した様を、四季の変化を基調として、カラフルに歌なんて歌って、その色の変化はとても監督らしいファンタジーだと思う。
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# by nyankoronica | 2008-12-30 20:18 | 映画- その他の地域
2008年 12月 28日

2008年ライブの復習。

ついでだから、2008年のライブの復習を。かなり良かったライブは・・・
Björk the volta tour @ 日本武道館(2/22)単に圧倒された。
BROKEN SOCIAL SCENE&STARS JAPAN TOUR 2008 @ 恵比寿LIQUIDROOM
STARSだけ。STARSみたいな艶を持っているバンドはそうないだろう。1月が楽しみすぎる。
FUJI ROCK FESTIVAL '08 7/25(fri) @ 新潟県湯沢町苗場スキー場
mice paradeだけ。よくよく考えると、今年一番のライブだったと思う。
clammbon @ 日比谷野外音楽堂(8/30)
たまたま席が関係者側で、しゃべったりタバコや出入りででうっとおしかったが(その中にあるバンドのメンバーがいて、好きなバンドが嫌いになった)、ライブは今までになくよかった。やはり揺らめきクラムボンは最高、雨最高。
キセル 「 スキマミュージュクツアー 」 @ 恵比寿LIQUIDROOM
バンド・サウンドの安定感。ぜひこのメンバーで新作を。
SIGUR ROS JAPAN TOUR 2008 @ 東京国際フォーラム ホールA
これまた単に圧倒された。
sgt. 1st Full album 『Stylus Fantasticus 』 TOUR FINAL @ 六本木SUPER DELUXこのバンドはほんとに素晴らしくて、演奏した時の緊張感がたまらない。今後何度でも観たいと思わせてくれた。
Shugo Tokumaru Presents…” SLEIGH RIDE ” @ duo MUSIC EXCHANGE
ソロの素晴らしさ。バンドの巧みさ。どうしたらあんなにたくさんの音をまとめられるんだろう。いつも不思議。ハイ・ラマズ、行く予定。

なかなか、いいライブ(アクト)は多かったと思う。そういう意味では充実した一年だったと言えるな。ただ、MY BLOODY VALENTINEやthe verveが入らないのは、単に思い出せないだけ。それは肉眼で見れなかったという理由なんだけど、一年通してみて、僕の場合は、やはりいい条件が良いライブにつながるだなと確認はできた。確かにフェスは楽しいけれど、なんとなく自分の求めているものとは違うなと、ずっと思ってはいた。まあ、サマソニはもうないにしても、フジは空いてて観れたマイス・パレードのような場合もあるだろうから、まだ何とも言えない。ただ、気がかりなことが多すぎて集中するもの難しいんだな。そうなると、出演バンドとの費用対効果で冷静に判断するしかない・・・来年はどうなることやら。

来年1月2月はラッシュだけど、適度に仕事を抜け出し、予定はすべてこなしたい。来年是非来てほしいバンドは、新作を出すらしいプリファブ・スプラウト、DVDも素晴らしいRUSH、そしてなぜかステージ恐怖症から解放されると言う奇跡が起こってXTC。この3バンドは死ぬまでには・・・だけど、まあどれも難しいだろう。なので、他のバンドの復活などに惑わされず、自分の思うように行動したい。
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# by nyankoronica | 2008-12-28 23:29 | 駄目日記
2008年 12月 28日

湯川潮音 「小部屋ライブ ~2008年のキャロル at 近江楽堂~」 @ 東京オペラシティ 近江楽堂

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昨日は3時くらいから向かったわけだけど、最近は余裕が出てきたのか性質が貧乏性だからか、たまの東京、ダブルヘッダーをかまさないと、なぜか行った気がしない。最近は観たい映画が多くて、セドリック・クラピッシュ監督の『paris』(スパニッシュ・アパートメントはなかなかの作品)、『BOY A』、『ノン子36歳』、そして大好きなルメット監督の『その土曜日、7時58分』とたくさんある。ちなみに、ルメット監督の超名作に『旅立ちの時』って映画あって、その主人公は『スタンド・バイ・ミー』のリバーフェニックスと、そんなに有名ではなかったがとても可愛らしいクリスティン・ラーティの10代共演(一般的には、アリッサ・ミラノってところなんだろうか)の映画で、その二人のキスシーンがあるわけなんだけど、まあ、たくさんのそんなシーンはあれど、これほど素晴らしいシーンはないと思うな。自分も10代で観たからかもしれないけど、美しくも危うく、”二人だけの秘密”な感覚に胸を締め付けられる。正月、急きょ休みになるとか奇跡的なことがあれば、映画のために遠征しようとは考えている・・・田舎では、もう期待してもしょうがないし。

だから、潮音さんが早く終わったら、下北沢経由でKARENでも観にいこうかなと考えていたが、始まったら、そんなことはどうでもよくなってしまった。家に帰って調べたら、KARENは先だったので、どっち道見られなかったし。昨日の潮音さんもとても素晴らしいライブで、その上2時間もやってくれて嬉しかった・・・ライブ納で気合が入っていたのだろうか。しかしながら、もう小部屋で観れる可能性がだいぶ低くなったんじゃないかとは、4月のチケットがもうすでに売り切れていることを考えても、想像がつく。近江楽堂は、100人ほど入れる小さな礼拝堂(?)・・・いや、ドーム型の天井で、イメージとしては綺麗な洞穴のような感じ。だから音の響きが良いんだろう。僕は、後方だったのでほとんど姿は見えなかった。立っても座っても変わらず、どんな服装をしていたのかはわからない。たまに見えるお顔は、「最近大人っぽくなったなぁ」とか「やけに艶っぽいんじゃないかい」なんて25歳のレディに向かって失礼なことを考えていた。

最初はひとりで弾き語り、曲を歌うにつれて歌声も滑らかになっていく。ここでは、生声だったようなきはするけど、響きはとてもよかった。弾き語りだと、間奏ハミングをしてつなぐので、それがとても気に入っている。新曲「ルビー」は、ファルセットを使いまくる新境地な曲だったような記憶はある。不確実だけど、風よ吹かないで→ ツバメの唄→朝が終わる前の花→ルビー(新曲)→明日になれば。

次はアイリッシュ・ハープ奏者吉野友加さん(ticomoon)と二人で。特に、ハープだけの「木漏れび」は素晴らしかった。まあ、それは男性厳禁の禁断の園に迷い込んでしまった感じで、その見てはいけないものを見てしまったことに、冷や汗をかいてしまっが、まあとにかく女性的だった。そこから、秘密の話になり「秘密」になって、それはそれは気恥ずかしく、かってに赤面していたかもしれない。きっと、ハープの音がそういうイメージを増長させたんだろうけど、潮音さんにとてもあっているとは思う。明るい新曲はハンバート・ハンバート風な、乾いたアメリカンタッチは趣だったような記憶はある。かなり曖昧・・・渡り鳥の3つのトラッド→ 木漏れび→秘密→妖精のうた→ しずくのカーテン→明るい新曲(?ハンバート風)→???。

続いては、チェロの徳澤青弦さんが加わる。なぜか、潮音さんにさんざんいじられる。チェロが入ると、厳かというか独特の美しい響きが薄暗さも感じさせてくれて、ほんのりと幻想的な空間を作り出すのがいい。潮音さん史上一番物語性の高い、そして僕が気に入っているだろう「鏡の中の絵描き」や、合唱隊のパートを一人ファルセットでやる「聖堂の隅で」、そして幻想空間の極み「Requiem~キルト」・・・リキットルームで観た時もやたらと感動したっけ。9月にやった新曲は、結婚式でよく歌っているらしいラブソング。かなり曲順は曖昧、鏡の中の絵描き→裸の王様→ 雪のワルツ→聖堂の隅で→9月にやった新曲→クリスマスメドレー→Requiem~キルト。

最初は、何回も見ているからか、「あの時の方が良かったな」的なヨコシマな耳で聴いてしまう癖がついているんだけど、それも徐々に消えていき、アンコールあたりでは、終わってしまうことにソワソワし始める。毎回、これは何なんだろうと思うんだけど、きっと何かそういう罠を仕掛けているんだな・・・そして、また行きたくなると。(ソロ)きよしこの夜→(トリオ)When She Loved Me→キャロル(2008年バージョン)。

毎回、前回よりも新たな発見や素晴らしと思える点がある。そんななかで、今年潮音さんのライブに行った中で、あえて3本を選ぶとするならば・・・ちなみに、単独のみだけど。
湯川潮音 講堂ライブ 第一夜 5月 @ 自由学園 明日館・・・あの緊張感が忘れられない。
湯川潮音 講堂ライブ 第三夜 7月 @ 自由学園 明日館・・・『灰色とわたし』を忠実に再現。
・湯川潮音 「小部屋ライブ ~2008年のキャロル at 近江楽堂~」 @ 東京オペラシティ 近江楽堂
もちろん、コンサートも良かった。今観ているDVDすごく良いし。まあでも、今年みたいに幸せなことは、ないだろうな。とにかく、出来るだけ逃さないようにしないと。
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# by nyankoronica | 2008-12-28 22:26 | ライブ
2008年 12月 26日

Tenniscoats & Secai 『 Tenniscoats & Secai 』

e0021191_20252398.jpg■さや(Vo, Key)と植野隆司(E.Guitar, Sax)によるユニット、TENNISCOATS(テニスコーツ)。2008年『 Tenniscoats & Secai 』、majikickレーベルからのリリース経験もあるNSDこと並木大介とDasmanこと比留間毅による2人組“セカイ”を制作のパートナーに迎え、2年弱の歳月をかけ作り上げた快心のコラボレーション・アルバム(tower.jpより)。
オフィシャルブログmyspace

●tenniscoats&secaiを聴く。これが非常に素晴らしくて、tenniscoatsは誰とコラボレーションしても上手くいくよな。揺らめきとノスタルジー、さやさんの声を聴くと、その懐かしい物語の世界の誘われる。シンプルなバンド・アンサンブルに程よい飛び散る電子音とサックス・・・穏やかで心地いいんだけど、陶酔できる浮遊感も同居している。深緑の田舎や田園風景がイメージできる、でもすごく晴天で日差しが強い。その時この音楽は、木陰で鳴り響いている。★★★★☆、ん~さすがだなtenniscoats。一度ライブ観てみたい。


その他。
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# by nyankoronica | 2008-12-26 01:06 | 音楽- 日本
2008年 12月 24日

Shugo Tokumaru Presents…” SLEIGH RIDE ” @ duo MUSIC EXCHANGE

雨の中、夕方からまた遠征。トクマルシューゴのライブ@duo。順番が良かったので、かなり早い段階で入ったら、前列に椅子が用意してあった。かなりのベストポジションに座ったが、もしかして売れなかったから、椅子ありになったのか・・・なんて心配したり。最近座ってみるのが多いけど、眺めのいい場所で座ってみるライブは最高だと思う。僕は、ぶつかり合うのも好きじゃないし、声張り上げたり右こぶし上げ同調行動も好きではないので、自分でもこのような雰囲気のライブは、とても合っていると思う・・・何といっても、演奏している姿を凝視できる。潮音さんしかり、キセルしかり、sgt.も激しいけどこんな感じで見れる。もちろん、人によっては客のノリがあってこそライブと思う人もいるとは思うけど。そんな理由で、いかなくなったライブも多くはなった。

前座は二組。オニ(あふりらんぽ)+坂本弘道とICHI。オニ(あふりらんぼ)+坂本弘道は、オニさんのアコギの弾き語りと、坂本弘道さんのチェロ。日常を詩にしたような歌詞を、声が通り力強く歌う・・・フォーク。後半から様相が一変、アヴァンギャルド方面へ・・・さえずり・奇声・同じ歌詞のループ、そしてチェロのシッポに電気カッターを当てて火花散らしたり、もちろん演奏も奇抜に。オニさんは赤く短いワンピースぽいのを着ているんだけど、なぜか寺山修司の作品を思い出したりしていた・・・オカッパ頭だったらもっとマッチしていただろう。ICHIさんは、一人でたくさんの楽器を演奏し、鉄琴・木琴・スチール・パンを基本に、ありとあらゆるおもちゃや機械から音を出す、いわゆるトイポップってやつだと思う。チープな打ち込みのリズムをベースとし、器用にたくさんの楽器を操る。つけひげをして背が高くて、ノッポさんを思い浮かべ、ライブというよりは大道芸を観ている感じではあった。曲が終わったあとは、にこやかになれるし器用だなぁ~と思える。

どちらも面白いと思った。ただCDを買いたいと思えないのは、またもう一度観たいと思えないのは、自分の趣味の範囲として、それを鑑賞しゾクゾクしなかったからじゃないかと思う。やはり、せっかく生で観るんだから、鳥肌立つくらいゾクゾクしたい・・・sgt.観た後だから、余計にそう思ったのかもしれない。

しかしながら、トクマルさんは期待を裏切らない!。正直、クワトロも非常に魅力的だった・・・キセルにハラカミさんにニカさん。どなたも一度は観たことあって、その期待度は知っている。でも、こっちで良かった!。トクマルさんは、話6割音楽4割を基調とする(?)男前なんだけど、昨日は話2分音楽68分くらいの割合だった。確かに、話と面白い、お客もあのグダグダを知っているから、普通に話すだけで、クスクスと笑いが起こる・・・これは、お笑い芸人的に考えると、高度な先入観を埋め込んだということになると思う。しかしながら、昨日は違った。こなれたステージングに、淡々とした流れ。たぶんアメリカツアーで、相当鍛えられたんだろうな。正直さみしくもあったが、終電の近い僕にとっては、濃密な70分間を最後まで堪能できたのは、とてもよかった。

最初はトクマルさん一人で弾き語り、たぶん1st2ndからの選曲がほとんどだったと思う。ギターの巧さは言うまでもないけど、ギターの音色が美しい。そしてちょっとエコーがかっているというか、ホワ~ンとする広がりに加工された音が、2ndを聴いて感じる、懐かしさや儚さとリンクする・・・音数ではなく、イメージを一人で十分再現していた。しっかし、なんであんなに綺麗な音色をひけるんだろうか、ゾクゾクした。

徐々にメンバーを増やしていき、最大はトクマルさん含め7人。主に3rdからだったり、新曲が中心。とにかく、どこにも隙がないくらいたくさんの音が鳴る、だけれども、ゴチャゴチャした感覚にならないのがすごいところ。若干コーラスなど弱いところはあったけど、それでも素晴らしい楽団。メロディはアコーディオンで奏でることが多く、「vista」の入りにはゾクゾクした。あとはCDでは一週間に一回は聴いている「La Radio」の盛り上がっていくアンサンブルも、ゾクゾクした。もしかしたらこういう音楽をPCとかで作ってる人は世の中たくさんいるかもしれないけど、トクマルサさんは何といってもギターが巧いし、再現できる・それ以上に生で作り上げられる能力がある。「Parachute」で出だし、僕じゃ30年ギター練習しても出来ないと思う。

新曲は、イメージとしては『Exit』延長線上、もしかしたらもっと分かりやすいかもしれない。けど、ひねくれているところや複雑な展開・アンサンブルを、上手に消化しているのかもしれない(新作は春らしい)。アンコール、クリスマスの曲をやっていた。しばらくマジック・バンドでのライブがないのが残念、素晴らしいのに。ただ、一人弾き語り、今回初めて観たけど、CDの構築されつくした世界ではない、そのイメージとして十分堪能できるんだなと思った。やっぱり、凄いミュージシャンは一人でもすごいんだなぁ~と再確認できた。あぁ~とても良いライブだったなぁ~、DVDで出ないかな、撮ってたんだけど。ハイ・ラマズ、かなり行きたくなってきた~。why?はさ、イノウなんだもん・・・あれもう観たくない。マーキュリー・レヴの新作がやたら素晴らしいことになっている・・・なぜ、こんな風に?。
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# by nyankoronica | 2008-12-24 00:16 | ライブ
2008年 12月 21日

Anathallo 『 Canopy Glow 』

e0021191_23375389.jpg■米ミシガン州にて2001年に結成された、Yoni Wolf (WHY?)に見出され現在ANTICON所属のAnathallo(アナサロ)。2008年2nd 『 Canopy Glow 』、レコーディング・エンジニアにIron & Wineなどを手掛けたNeil Strauch。ミックス・エンジニアにはDEERFOOH、WHY?、xbxrxなどを手掛けたEliCrewsとTony Espinozaの名コンビ。
オフィシャルサイトmyspaceHMVデジタルにて詳細

●先日まで日本縦断していたANATHALLOの2nd『CANOPY GLOW』を聴く。柏まで来てたので、時間があったら行こうと思っていたんだけど、次の日sgt.があったのでやめといた。しかしながら、この音楽は再現できるんだろうか・・・シガーロス meets bssってなあまり意味がわからない売り込み文句だけど、それなりの大所帯で来日したのだろうか。

ANTICONかららしいんだけど、そのレーベルからイメージできる音ではなく、むしろARTS&CRAFTS的に聴こえてしまう。bssと言うよりはMost Serene Republic の方がしっくりくるが、まあマニアックすぎるだろうから。考えてみるとARTS&CRAFTSは、男女混声が多いな・・・厚いコーラスで。そして、曲がちょっとひねくれた展開をする。程よい浮遊感により夢見心地な気分に浸れ、たくさんの楽器の音色を重ねまくる・・・ホーン隊が特徴的。英国のロス・キャンペシーニョス!は、そのレーベルだけあってそれ風なんだけど、でも他のバンドより外向き過ぎる・・・だから浸れない。

ANATHALLOも、過度に引きこもってやってるわけじゃないけど、音の繊細さ・ボーカルの合わせ方など、とても特徴的。ハンドベルや鉄筋などを一音一音丁寧に鳴らすところ、そこにホーン隊や弦楽器隊を重厚に重ね盛り上げていき、ボーカルも単に混声しているわけではなく、声楽隊のような重ねるタイミングがとても良い。雰囲気を重視したポストロック系とは違う、とてもアート的なロックで、そういう点を考えても、ARTS&CRAFTSの作品が好きな人には確実にいけるんじゃないかと思う。★★★★、ただこういうのは僕が聴きすぎているってのもあるから、Most Serene Republic のような感動はなかったかもしれない。でも、作品も素晴らしいしかなりの期待のバンドで、今度来日した時には是非観てみたい。
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# by nyankoronica | 2008-12-21 23:01 | 音楽- アメリカ
2008年 12月 21日

新海誠 『 秒速5センチメートル 』

e0021191_23292012.jpg■秒速5センチメートル (2007/日)
A Chain of Short Stories About Their Distance.
[Animation/Drama/Romance]
監督 新海誠
脚本 新海誠
原作 新海誠
音楽 天門
出演 水橋研二 / 近藤好美 / 尾上綾華 / 花村怜美
yahooオフィシャルにて詳細

●『秒速5センチメートル』は、打ちのめされるくらいさみしい・悲しい映画だ。「そんなこともあったね」なんて言えるのが大人なのかもしれないけど、成長過程をうまく超えられなかった僕には、その時の想いがよみがえり、途方もない喪失感にさいなまれる。

僕は主人公のような人生を送ってきたわけじゃないし、この映画の主人公たちのような汚れない中高生が存在しているのかもわからない。ただ、なんとなくその時の感覚は思い出される。好きな異性が単に挨拶してくれただけでも、一日が違って見えるように、誰かと一緒に過ごす時、実際は景色なんて気にしないんだけど、その気持ちを投影させるならば、雲の流れが見え地平線と宇宙の境目がくっきり見えて、宇宙が手に取れるような美しい夕闇かもしれない

だけど、世の中はうまくいかず、誰もが時間とともに成長していく。永遠と思われたことは、ほんの少しの断絶があっただけで、タンスの奥に追いやられた秘密の宝箱の中に封印されてしまい、代わりに新たな永遠らしきものに出くわしてしまう。きっと男のほうがそれをずっと覚えているんだろうけど、女子が振り返らないから、人類がこれまで続いてきた?だろうな。だから、男はいつまでも汚れない永遠を忘れられないのかもしれない。

考えれば考えるほどさみしい映画だ。一番親しかった人ともう二度と想いや気持ちが触れいうことはないと自分の中で消化しなければならない時の、何か引きちぎられた感覚は、もう怖くて体感したくはない。★★★★☆、でもまあ、そういう「青すぎる空」(イースタンの名曲にある)も、見えなくはなっているだろうし、ひねくれた距離感を保つすべを身につけているんだろうな。
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# by nyankoronica | 2008-12-21 01:00 | 映画- 日本